メニュー

全身倦怠感、黄疸

肝臓は静かなる臓器と言われていますように、一般的に痛みは発生しません。しかし、倦怠感や黄疸を認めたときは一般的には肝臓が主たる原因、と考えて良いと思われます。
肝臓の病気には肝機能障害、肝炎、肝硬変、肝臓癌などがあります。
その中で代表的な疾患は
(1)A型肝炎・・・A型肝炎ウイルスが原因で、そのほとんどが急性肝炎で時として重症化します。
(2)B型肝炎・・・A型肝炎ウイルスが原因で、一部が慢性化します。
(3)C型肝炎・・・C型肝炎ウイルスが原因で、ほとんどが慢性化します。
他にアルコール性肝炎、自己免疫性肝炎、非アルコール性非脂肪性肝炎、薬剤性肝炎などがあります。肝炎の原因が何であるかで治療法や予後が異なります。
肝炎をたびたび繰り返すと徐々に肝臓が固くなり、肝硬変という状態になっていきます。肝硬変になると肝臓癌の発生が高くなりますので、注意が必要です。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME