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ヘリコバクター・ピロリ菌の治療はどのようにするのでしょうか?
抗生物質2種類と抗潰瘍剤(プロトンポンプ阻害剤)1種類を合わせて7日間続けて内服する治療が、日本では2000年11月から保険の適応となり、行われています。治療の対象は胃潰瘍および十二指腸潰瘍でピロリ菌陽性の患者さんです。
特別な治療ではありません。ただ、抗生物質2種類を内服しますので、副作用が生じることがあります、代表的な副作用は「下痢」です。抗生物質を2種類内服しますので、それが影響しています。また、「皮膚のかゆみ」などを生じる場合があります。いずれも、その多くは服薬を中止すれば副作用の症状は消失してしまいます。