メニュー

空腹時の心窩部痛、右悸肋部(きろくぶ)痛

胃の症状のところでも書きましたが、空腹時の心窩部痛については、十二指腸に発生した潰瘍に対して胃酸が刺激を与えることで痛みが発生します。潰瘍が大きくなると、食事には関係なく痛みが生じるようになります。十二指腸の壁は胃に比べてはるかに薄いため(数ミリです)穿孔して(穴があくことです)、緊急手術になる場合もあります。ですから、症状が軽いうちに内視鏡検査をなどを行って、痛みの原因が何によるかを調べる必要があるのです。穴があいていない潰瘍でしたら薬を内服すれば必ず治るものなのです。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME