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ピロリ菌診断と治療

あべ内科消化器科クリニックのピロリ菌診断について

ピロリ菌がいると、胃の粘膜に慢性的な炎症を起こし、ピロリ菌の代謝物が潰瘍を作る、ことがわかっています。潰瘍や胃炎を繰り返す原因がピロリ菌の存在にあり、炎症を繰り返すことによって、胃がんの発生の原因になると考えられています。

ピロリ菌の有無を調べるには

①内視鏡で生検して組織を調べる鏡検法

②迅速ウレアーゼ試験

③尿中(便中)ヘリコバクター・ピロリ抗原測定

④採血で抗ヘリコバクターピロリIgG抗体価の測定

⑤尿素呼気試験

があります。いずれも保険の適応で、検査することが可能です。

抗生物質2種類と抗潰瘍剤(プロトンポンプ阻害剤)1種類を合わせて7日間続けて内服する治療が、日本では2000年11月から保険の適応となり、行われています。治療の対象は胃潰瘍および十二指腸潰瘍でピロリ菌陽性の患者さんです。

特別な治療ではありません。ただ、抗生物質2種類を内服しますので、副作用が生じることがあります、代表的な副作用は「下痢」です。抗生物質を2種類内服しますので、それが影響しています。また、「皮膚のかゆみ」などを生じる場合があります。いずれも、その多くは服薬を中止すれば副作用の症状は消失してしまいます

現在、1次除菌療法(最初の除菌治療)としてプロトンポンプ阻害剤・アモキシシリン・クラリスロマイシンの3剤を用いた治療が行われています。1次除菌で、残念ながら除菌がうまくいかなかった場合には、プロトンポンプ阻害剤・アモキシシリン・メトロニダゾールの3剤を用いた2次除菌が可能となっています。