メニュー

お腹に症状が出る感染症(2)

6月2日の東京地方も梅雨入りしました。今年は、梅雨の中休みもあり、真夏を思わせるような暑い日々も認められています。湿度が高いこの時期に、お腹の症状を起こす患者さんは多いものです。病原性大腸菌・サルモネラ菌・腸炎ビブリオ菌などは今の時期によく見られる感染症です。口から菌が入りますので、うがい・手洗いは入念に行いたいものです。生野菜よりは火入れをした温野菜が感染予防には効果的です。肉や卵に付着するサルモネラ菌は品質保証期限を過ぎたものは避け、鮮度の高いものを火入れをして調理することで感染を防げます。腸炎ビブリオ菌は魚介類に付着していますので、これも鮮度の良いものを煮るなり焼くなりして食べることで予防ができます。ぜひ、健康的に梅雨を乗り切りたいものです。
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME